1:複関節種目・単関節種目とは
例えば腕立て伏せは肩関節と肘関節、スクワットなら股関節と膝関節、というふうに複数の関節を使います。このような種目を複関節種目(多関節種目)と言います。複数の関節を使うので使われる筋肉も多くなりより高重量を上げることができます。一方アームカールやアームエクステンションのように肘関節一つだけ使う種目を単関節種目と言います。
- 主な複関節種目
- 主な単関節種目
2:複関節筋・単関節筋とは
また、複数の関節をまたぐ筋肉を複関節筋、1つの関節だけをまたぐ筋肉を単関節筋と言います。
- 主な複関節筋
- 主な単関節筋
4:OKCとかCKCって何ですか?
簡単に言うと、OKC(オープン・キネティック・チェーン)はアームカールやアームエクステンションのような単関節種目、CKC(クローズド・キネティック・チェーン)は腕立て伏せやスクワットのような複関節種目(多関節種目)のことでリハビリの現場などでよく使われます。より早く復帰するための筋肉トレーニングとして、まず
動きの単純なOKCから始め、回復度合いに合わせてより動きが複雑なCKCに移行していく
、というようなかたちです。
結び
さて計画的に筋トレを進めるのはわかったけど、よく「腕立て伏せは○○回できなきゃ!」「ベンチプレスは○○○キロ!」「スクワットは・・・」などなどちまたで耳にする「平均値」はちょっと無理・・・いやいや、実は平均値なんてないのです!え?どゆこと?次は筋トレの目標重量についての解説!