1:これが藤田式21世紀拳立て伏せ"プライオメトリクストレーニング"だ!
さて藤田君のやっていた
このトレーニングです。これは前ページのボックスジャンプの考え方を上半身に応用したプライオメトリクストレーニングを、さらに藤田君が突きのトレーニングにアレンジしたものなのでしょう。通常は手のひらを着きますが藤田君はなんと拳で着いてます。加速された拳が相手に当たった瞬間は、体重の軽い相手であっても一瞬押し返されます。それをサスペンションのように瞬間的に押し返す、あるいは押し込むことができるパワーの向上を目指しているようです。つまり腕の筋収縮速度を上げるためのトレーニングがこれです。
→上半身プライオメトリクストレーニング
2:藤田式プライオメトリクストレーニングの実践ポイント
ポイントはボックスジャンプと同様
★拳の接地時間を極限まで短くする!
藤田君は、30センチ以上の高さから落下してますがいきなりこれは無理です。最初は5センチくらいからやってみよう。伏せからではなく腕は伸ばした状態からでよいです。足を置く位置も地面でよいです。硬い床よりマットや座布団などの上でやろう。痛いの我慢すれば硬い床の方が反発力もあり安定しているので楽ですが、硬いところでやると手首や肘関節を痛めやすいと思います。足にクッションのしっかりとしたシューズをはくのと同様にやはりマットの上、もしくはグローブなどをつけた方が良いと思います。
※上半身の十分な筋力と運動能力とケガをしない自信がなければ真似しないでください。
手首の安定させる感覚をつかむために、バランスディスクなどの上で拳立て(伏せなくても良い)をしてみよう。硬い床での拳立てがいかに楽勝かが実感できると思います。
★必ず肩甲骨周辺のウオーミングアップを行おう!
※もちろん腕の伸張反射だけきたえればいいというものではない。肩甲骨や下半身の使い方などくわしくはコア・体幹トレーニングで!
ではいよいよ拳立て伏せについて総まとめだ。