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四股突き拳立て伏せを拒否る藤田堅 - 拳立て伏せの正体1

藤田堅の三戦突き「オーシ拳立て行くぞぉ!手え抜いたぁあかんぞ一回!!おし行くぞぉ!イーチ・・・ニィーっ・・・」練習最後に行われる拳立て伏せ100回。大沼大学空手道部の日課である。通常は40回、30回、20回、10回と分けて行われるが、月末最後の土曜日はいっきに100回やるのが通例である。しかしそこに、一回生藤田堅の姿はなかった・・・・・・。

そんな藤田の一回生らしからぬ不遜な態度に主将木下以下藤田に何も言えないのにはもちろん理由がある。それは新入生が入って3日目、初拳立て伏せの日の事である。おもむろに道場を出て行こうとする藤田を「びびっとんのかおまえ」と、背中に嘲笑を受けながらも堂々と道場に背を向けて出て行く藤田のその姿に木下は逆に戦慄を覚えたが、20秒後にその予感は的中した。

再び道場の入り口に姿を現した藤田の姿に一同はあっけにとられたがその直後、一瞬の破壊音の後、藤田の足下から70センチほど離れた位置にまっ二つに砕け散ったレンガの破片が散乱していた。中空に浮いたレンガを一発でを粉砕した藤田の左拳の移動距離はわずか10センチほどしかなかったその一瞬の映像を、脳裏に焼き付けなかった者は一人もいなかった。レンガの破片を藤田が自分できちんと処分したのは言うまでもない上、さらに全員の拳立て伏せが終わった後藤田は再び道場にもどり床の雑巾がけにきちんと参加した。

拳立てをサボる藤田の謎>>


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