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キャリオカアニメ動画キャリオカ-体幹回旋系ウオーミングアップ

今度は体幹部分の「ねじり」を強調したウオーミングアップメニューをやってみよう。キャリオカ、もしくはカリオカと呼ばれるこの動きは体幹全体の回旋稼働域をより大きくすると同時に細かいフットワークも要求されるので、予測できない動きの中でバランスをくずしたり腰を痛めない動きを作る効果的なアップだ!

1:キャリオカの基本と腰椎のメカニズム

キャリオカキャリオカスロー

体幹全体をできるだけねじりながら重心移動します。

腰をねじらず体幹の上の方を使う!

腰をねじらない?!脊椎のしくみそもそも

腰、腰椎はねじれない

のです!

脊柱は、のように合計24個の脊椎が重なってできていますが、釣り竿のように根元は太くて固く先の方ほど細く柔らかくなります。

そのため先の首の方(頸椎)は大きくぐるぐる動きますが、根元の腰の部分の腰椎は太くて大きく5つしかありません。5つ全部あわせても回旋稼働域は10度程度しか回らないのです。

それに対して胸椎。肋骨がジャマしているものの12個もあり、全体として

胸椎は腰椎よりは大きく回旋

つまりねじることができるのです。

股関節と体幹で打つ突きそのためよく「腰を入れろ!」などと言われるが、本当に腰からねじろうとすると、ねじれないものを無理にねじることになり危険。股関節と体幹全体を使おう。
体幹と股関節と空手

キャリオカ高速でもやってみよう!

では基本をマスターしたところで次はキャリオカのレベルアップメニューにチャレンジ!

2:キャリオカを使った応用移動技術

キャリオカ応用技術

ラン → キャリオカのステップでターン → バックラン → キャリオカターン → ラン → 1回目と逆回転でターン → バックラン → 1回目と逆回転でターン → ラン

キャリオカ応用技術の走行ライン

キャリオカのステップターンを使うとぶれずに一直線上を走ることができます。サッカー、野球の外野手他様々な場面で使えるのでぜひマスターしよう!

キャリオカ応用技術の走行ライン失敗例

結び

大沼きん体幹のウオーミングアップであると同時に回転系ステップを使ったときの体幹と下半身の協調性(コーディネーション)のトレーニングにもなるのがこのキャリオカです。ぜひ取り入れよう!

→コーディネーショントレーニングとは

次はその体幹のさらに要である腰部と骨盤のウォーミングアップをやってみよう!

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タグ : 股関節 体幹・コア ストレッチ・ウオーミングアップ