1:ラバーダンベル
ラバーの良さは、静音性、持ちやすさ、ぶっつけてもケガしにくいことなどで、スポーツクラブでもほとんどはラバーしか置いてません。プレート全面をラバーでコーティングしたものと、周囲だけをリング状にコーティングしているタイプがあります。さらにグリップが回転式かどうか、スクリュータイプかオリンピックタイプかなどに細分化されます。
回転式グリップ・・・特にカールなどの円運動系種目ではダンベルに遠心力がかかりますが、グリップがシャフトに固定されておらず回転してくれるので遠心力がかからず安定したトレーニングができます。
2:固定グリップ + スクリュータイプ
グリップは回転式ではないタイプ。プレートをスクリューで固定します。ジムやクラブではほとんど見かけませんが、市販では安価で個人のホーム用としては最も普及しています。
全面ラバーコーティングタイプ
プレート全面がしっかりラバーでコーティングされているタイプ。
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部分ラバーコーティングタイプ
プレートの周囲だけをラバーでコーティングしているタイプ。最も安価で様々なメーカーが販売しています。
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3:回転式グリップ
重量固定タイプ
ジムやクラブで見かけるタイプ。ラバーも全面コーティングです。実質プレートの付け替えはできず長さの違うシャフトを数本用意せざるをえないので自宅使用には×。
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オリンピックタイプ
プレート装着部の直径が50mmの、ようするに"本物"です。バーベルなどフリーウエイトが充実しているジムやクラブではまちがいなくこれです。ただしデカい上、ストッパーの締め付けが甘いと縦にした時にプレートが落下する可能性もあるので種目によっては不向きです。例えば右のようなハンマーカール(→ハンマーカールをくわしく)のような種目なら前出のスクリュータイプか下記のクロームダンベルの方が安全でやりやすい。ベンチプレスやスクワット、スナッチなどバーベルトレーニングなら断然オリンピックシャフトです。
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4:クロームダンベル
ジムやクラブでもだいたい見かけます。グリップも回転式ですが5kgくらい以下の軽負荷では固定式の場合もあります。面倒なプレートの付け替えもしなくてよいので便利で使いやすいですが、重量固定タイプ同様自宅にそろえるのはきびしいかも。
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★各種ダンベルセット★
ボディーメーカー | ファイティングロード | IROTEC
Amazon | Yahoo!ショッピング | 楽天市場 | ヤマダモール
結び
以上のように利用シーンによって様々なタイプがあります。自宅用に購入する場合は目的を明確にして適切なタイプのダンベルを選ぼう。スクリュータイプの周囲ラバーコーティングタイプが最も買いやすいのが現状だと思いますが、実際に使用する重さはだいたい決まってくるので、ある程度トレーニングしてきた人なら重量固定タイプやクロームダンベルを何種か揃えるという選択肢も考えてもいいと思います。例えば10kgまではスクリュータイプ、それに加えてクロームダンベルの13kg、16kg、20kgをプラス、と言う具合です。