1:広背筋
通称チンスタはもちろん"チンニングスタンド"の事ですが、チンニングといえば自体重での広背筋トレーニングメニューの代表です。
2:大胸筋
大胸筋を鍛える器具として使うときは、チンスタではなく"ディッピングスタンド"と名を変えます。支柱の中間あたりにある出っ張りを使って右のようなディッピング、あるいはデッィプスという主に大胸筋下部をきたえる種目を行うのですが、ここがただのぶら下がり健康器とちがうところです。
3:腕
上腕二頭筋
チンニングではなく上左のようないわゆる懸垂をやると広背筋よりも上腕二頭筋がよりきたえられます。二頭筋により効かすには、
- チンニングよりもグリップ幅を狭く
- 逆手で握る(上右)
- 引き上げる時チンニングのように肘を後ろまで引かない
上腕三頭筋
ディピングはグリップ幅を狭くするほど上腕三頭筋により負荷がかかってきます。しかしディッピングスタンドは幅を変更する事はできません。かと言って幅の異なるスタンドを何台も買っておく事は難しい(→各種スタンドの幅)。大胸筋に効かすためには上体を前傾させますが、これを前傾させないで、できるだけ上体を垂直に維持して上下させれば三頭筋により効かすことが出来ます。
4:腹筋
スタンドにぶら下がりヒップレイズの要領で腹直筋下部を使って骨盤を持ち上げ、さらに上部をリバースクランチさせる。上右のタイプのスタンドならよりやりやすい。ぶら下がる場合はリストストラップを使うと握力が疲れず長く握り続けることができます。
▼こちらも!
5:チンニングスタンドの選び方
構造で選ぶ
支柱のパイプが細い物はやはりグラグラしがちです。価格が高くてもガッチリしている物の方がトレーニング効果も高いと思います。
幅のサイズで選ぶ
間隔、つまりディッピングバー部分の幅で選ぶとよいです。大胸筋なら幅広め、上腕三頭筋なら狭めですが大胸筋に合わそう。だいたいですが、60cm以下がS、60cm~70cm以下がM、70cm以上がLサイズだと考えればよいです。
※価格は変更されている場合があります。
■各メーカーのディッピングバー部分の寸法
- DANTOS--間隔約74cm57,700円
- WASAI--間隔65cm【背中・肘パッド付き】12,500円
- スーパースポーツカンパニー--間隔65cm【背中・肘パッド付き】
- ファイティングロード--間隔約65cm11,340円
- ファイティングロード(チン&ディップスジム-TRUST)--間隔約60cm【背中・肘パッド付き】20,520円
★各種ディッピング・チンニングスタンド★
Amazon | Yahoo!ショッピング | 楽天市場