1:割れた腹筋の正体はこれだ!
右のイラストをご覧下さい。いわゆる割れている腹筋とはこの腹直筋という筋肉です。そして見てのとおりまさに「誰でも最初から割れている」のです。この腹直筋の赤い筋の部分と白の腱の部分で段差がのためにこのように割れた状態になるのですが、ではなぜ割れて見えない人がいるかというと、この
- 赤い部分が筋肥大していなかったり
- 表面を体脂肪で覆われて見えなくなる
からです。つまり割れてみせるには
腹直筋を筋肥大させ体脂肪を落とせばいい
わけです。
▼こちらも!
- ★腹直筋を筋肥大させ腹部の皮下脂肪を落とせば腹筋は割れる!
ではさっそく「腹筋を割る」ための鍛え方を紹介しよう。そんなのふっきん運動いっぱいやったらええんやろってちがう。しかもできる限り早く効率的に割るための方法とは?
2:腹筋運動では割れない?!
自分のお腹を見せながら「毎日腹筋を何100回やってるから」とシックスパック自慢をする方が時々いらっしゃいますが、もちろん毎日何100回できる腹筋の筋持久力と強固な意思はすばらしいと思うし結果として割れたおなかを手に入れることができればそれでよいと思います。
でもそれはいわゆる腹筋運動そのもののおかげではないのです。それは
有酸素運動による脂肪燃焼によって"割れた腹筋"が見えてきた
のです。つまり
何100回できる腹筋運動= 有酸素運動
を続けたことによって、次第におなかまわりの体脂肪が減っていきますから、皮下脂肪の下に隠れていたもともと割れている腹直筋が表面に見えて来たのです。
★有酸素運動で脂肪を落とせば割れた腹筋が現れる!
(→有酸素運動と脂肪燃焼のメカニズム)
しかし腹筋をふくめどんな筋トレであっても毎日100回もするのはおすすめできません。例えば右のようなシットアップと呼ばれるいわゆる腹筋運動を続けて数多くこなすほど腰にストレスがかかってしまいます。
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なら、もっとてっとりばやく腹筋割る方法ないんかい?! ・・・・ないことはありません。ひょっとしたら30分でも可能かも?!
3:30分で腹筋を割る?!
先に解説したように、腹筋が割れて見えるのは腹直筋の赤い筋の部分と白の腱の部分で段差があるからです。だから赤い部分を筋肥大させる事でより明確に割れて見えるわけですが、腹部の皮下脂肪がそれほど多くない人は、短時間の筋トレで一時的に腹直筋の赤い部分をパンプアップさせて強引に割れてみせることは可能です。ではやってみよう。
これでもまだ物足りない場合はさらにセット数や種目を増やしてもかまいません。腹筋をパツンパツンに苦しめよう。
→各種腹筋トレーニングメニュー
ちょっとまて、それじゃあお腹の皮下脂肪が多い私はどないしたらええねん?!それは・・・
4:有酸素運動か筋トレか
一時的ではなく本格的に腹筋を割れた状態にするにはやはりまずおなかの皮下脂肪を減らす事。それには先にも解説したようにやはり、ウオーキングなど低負荷の運動を1日1時間はやろう。合計で1時間でもかまいません(→有酸素運動と脂肪燃焼のメカニズム)。
そしてもう一つ、体脂肪を減らす方法があります。それは筋トレをすることで、筋肉が刺激され基礎代謝を上げる事ができます。筋肉量が増えればさらに基礎代謝量が増え体脂肪を減らす助けになります。腹直筋を筋肥大させることができればより腹筋の割れ具合が際立ちます(→筋トレとダイエット)。
しかし筋肉量を増やすには食事量も増やす必要があり、体脂肪減量と同時進行させるには難しい(→体脂肪を減らしながら筋肉を増やすには)。やはり1番いいのは
腹筋だけではなくからだ全体の筋肉をバラン良く鍛え、時間をかけてじっくり体脂肪がつきにくい体を作っていく
事です。しかしとにかくどうしてもハラ割りたいんじゃい!という場合は、
- 上記の30分メニューをこなした後、
- ウオーキングやジョギングなどの有酸素運動を1時間ほど行なって体脂肪を燃焼させよう。
トレーニングを腹筋だけに絞る事により回復(→超回復とは)を腹筋に集中させる事が出来るので、減量しながら腹直筋を筋肥大させる事もできないことはありません。
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結び
どうだったかな?何度も繰り返しますが、腹筋とは誰でも始めから割れているのです。「皮下脂肪で見えない」だけなのです。
さて腹筋が見えない、と言えば本当に「見えない腹筋」もあります。割れてない腹筋です。「ドローイン」という言葉あるでしょうか?そのドローインで使う筋肉について学んでみましょう 。