1:腹筋は特別な筋肉なので毎日100回やる必要があるのか?
筋トレで筋肉を発達させるには、筋肥大にしろ筋力アップにしろ
- 適切な負荷強度
- 適切な回数とセット数
- 適切な頻度と回復期間
が必要です。
そしてその仕組みは腹筋だけ例外というわけではありません。腹筋に限らずどんな筋肉でも同じです。だから腹筋を発達させるにもやはり10回前後しかできないくらいの負荷をかけて筋トレする必要があります。
でも実際腹筋は毎日100回くらいできちゃうけど?
・・・確かにそうですね。
しかし!腹筋に限らず毎日筋トレを100回もできてしまうのは、
たんにトレーニングの負荷強度が弱かったから
にすぎません。腹筋に限らずどの筋肉であっても筋肥大や筋力を向上するには先にも書いたように
10〜15回前後が限界の負荷重量
でトレーニングしなければなりません(→筋トレの負荷設定方法の基本)。
筋肉、特に腹筋はメニューの最後に持ってくる事が多く(→筋トレのプログラム計画の立て方)、
限界まで追い込めていない事がほとんどなので疲労の回復も実は早い
のです。そしてそれはどの筋肉も同じです。
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ではどうしたらよいのか。それは簡単です。
2:腹筋を本当に発達させるには
一度、腹筋メニューをプログラムの一番最初に2種目以上、4から5セット以上というプログラムでやってみよう。そして腹筋をギンギンに限界まで追い込んでみてください。腹筋は回復が早いから毎日出来る、なんてとんでもない!と気づく事でしょう。
ちなみにいわゆる割れた腹筋を作るには
- 腹直筋を筋肥大
- 腹筋周りの皮下脂肪の除去
が必要です。
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3:毎日100回腹筋すればお腹周りがひっこみますか?
すでに解説した通り、腹筋に限らず筋トレというのは筋肉を発達させるために行います。
そして筋肉を発達させるには回数をたくさんやっても意味はありません。それどころか同じ関節を局所的に数多く負荷をかけすぎると障害の原因になる事があります。
なかでも腹筋運動は腰に負担をかけることになりやり方をまちがえると良くありません。
お腹をひっこめるには体脂肪を減らすために食事制限と軽い有酸素運動などを中心に考えましょう。
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結び
特に多く聞く質問や誤解が「とにかく毎日ひたすら腹筋やったら割れてくるよね?!」ですが、答えはノーでした。ノーです。ノーですよ。
次はその他各種腹筋についての疑問質問!