1:なぜ手幅のせまい腕立て伏せでも大胸筋内側に効かない?
「大胸筋内側をきたえる!」ために、このような手幅の狭い腕立て伏せをやったことはあるでしょうか?
確かに大胸筋の稼働域は広がったように見えますが、実際にはその前に
肘の曲げ角が大きく
なっているのです。それはイコール
上腕三頭筋の稼働域が大きくなっているので上腕三頭筋の方に大きな負荷がかかっている
のです。つまり手の幅の狭い腕立て伏せは上腕三頭筋のトレーニングになります。
では実際に大胸筋の内側・中央部をピンポイントできたえる筋トレはあるのか?
2:腕立て伏せと大胸筋の秘密 - 外側?内側?
ダンベルベンチプレスなら、バーベルベンチプレスや腕立て伏せより大胸筋の稼動域が大きくなるのでより内側に効かしたい場合はやると良いと思います。
そもそも内側だけ、あるいは外側だけに「効く」ということはありません。
大胸筋は外側の方が最も太くなる
ので通常のバーベルベンチプレスで大胸筋全体を鍛えて厚みが増せば内側の方も厚くなったように見えるはずです。
結び
どうだったかな?内側だけを鍛えようと考える事自体がナンセンスだということがおわかりいただけたでしょうか。
ではもうひとつ「これはナンセンスっぽい?」膝付き腕立て伏せについて解説だ!