1:内反捻挫とは
足首が内反しすぎて足首外側(小指側)の靭帯を痛めた外傷で、足首の捻挫はほとんどがこれです。つまり
足首が内反しないようにテーピングで固定
するわけです。怪我の早期回復には安静が第一!ネンザしたら湿布・・・・・じゃなくてテーピングです。ではやってみよう!
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使用テープ : ハード伸縮テープ50mm
2:スターアップ
内側(親指側)くるぶしよりやや上からスタート。
内反動作を抑制するためだから外側(小指側)からやっちゃダメ!
親指側から引っ張ってきて小指側から強く引っ張り上げます。くるぶしの上を通り・・・・
グーっと引っ張ってきて外側(小指側)のくるぶしの上5センチ、もしくは足首の最も細い部分よりも上の位置ほどのところでカットします。
左のように二段巻きにするか75mmなどを使って補強してもOK。さらにはがれないようにアンカーを巻いて止めます。アキレス腱を強く締め付けないように気をつけます。
軽症ならこれだけでもOKなのですが、痛みがある場合はさらに縦方向の動き、底屈・背屈も制限する"フィギュアエイト"も続けて行います。
3:フィギュアエイト
続けてフィギュアエイトをする場合は1の最後のアンカーは必要ありません。くるぶしの少し上からスタートし、スターアップと同様小指側から強く引っ張り上げます。
正面から見た時に X の状態になってますか?足首から吊り橋のように足を吊っている構造になって底背屈を制限しています。
※より強く底屈制限して固定したい場合は、スタートを低めから=くるぶしにかぶさるようにテープをはってスタートしてもよい。
さらに強固に固定したい場合はかかとを安定させる"ヒールロック"を続けて行います。
4:ヒールロック
かかとの固定なので親指側、小指側どちらからスタートしてもかまいません。フィギュアエイトから切らずにそのままヒールロックへ続けてもいいです。その場合は左のアニメと逆に小指側からになります。どちらの場合でも
くるぶしとかかと先端の間を通り、くるぶしを中心とした三角形ができる
ように巻こう。
最後にテープがはがれないように、ソフト伸縮テープか、あるいは繰り返し使える伸縮包帯やバンデージなどを上からまいておくとよい。
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結び
本来は非伸縮のホワイトテープを使った基本の完全固定から入る所ですが、使う場面が多く完全固定よりも比較的簡単な伸縮テープを使った方法から入りました。
ではその基本の完全固定のテーピングもやってみよう!