サッカーの練習中、A君とB君がぶつかってB君が倒れました。B君は右脚のスネを押さえたまま立上がれません。その様子を見たトレーナーC君は次の4つのアイテムを持ってB君のもとへかけつけました。
※C君が用意した4つのアイテム
サッカーマガジン9月号、アイスパック、タオル、ホワイトテープ
Q:さてC君は、B君がどのような怪我をしたと判断したのでしょうか?
- 骨折
- 打撲
- 肉離れ
- 出血
C君は、まずB君が押さえている部分にアイスパックを当てました。そして反対側にタオルを当てて、さらにその上からサッカーマガジンをスネにかぶせるように巻き付けホワイトテープを巻いて動かないように固定しました。そう、もうおわかりですね。正解は1「骨折」です!
- ★雑誌などは丸めたり折り曲げたりする事により副木代わりになる。
- ★直接雑誌などを当てるとすれたり汗でむれる事があるので間にタオルをはさむのがコツ。
- ★骨折も打撲の一種だからできる範囲でアイシング(→アイシング)をする。
雑誌だけではなく、ボール紙でも、あるいは新聞紙でもうまく使えば副木に利用できます。骨折の疑いがある患部が動かないよう固定さえできればなんでもよいのです。ソフトシーネという自由に曲げたりカットできる簡易副木も市販されています。