Web筋トレ20周年
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今回は筋肉痛についてのお話です。
これはご存知の方も多いと思います。一つは運動直後または運動中の筋肉痛。これは前回お話した疲労物質乳酸がもたらすものです。糖質エネルギーの消費が多いほど乳酸が多く産生されるので、筋肥大のトレーニングはこの乳酸による筋肉痛との戦いになります。つまり耐乳酸能力、つまり筋持久力を高めるトレーニングにもなるわけです。筋持久力をメインにトレーニングする場合はさらに負荷を落とし回数を増やします。
ではもう一つの筋肉痛とはトレーニングの翌日以降にでる筋肉痛ですが、これこそが筋線維の破壊によって起こるものです。そしてこの筋線維の破壊は「伸張性収縮」によって起こります。伸張性収縮とは、例えば高い所から飛び降りる時うまく着地できるのは、大殿筋やハムストリングス、大腿四頭筋が伸張性収縮をしているからです。つまり筋肉が、動きに対してブレーキをかけるために、伸ばされながらも収縮しようとする状態のことです。腕立て伏せやスクワットで下ろす時にゆっくり行うのはこの伸張性収縮をきかすためなのです。ちなみに上げる時の筋肉の収縮は、短縮性収縮といいます。
いかがでしたでしょうか?今回は少し難しかったかもしれませんが、筋肉づくりには欠かせない知識なのでぜひ理解していただきたいと思います。次回4/30筋曜日は「背筋」です。お楽しみに!!
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