筋力トレーニング・筋肉トレーニング講座

地獄のローテーターカフ 棘上筋・棘下筋・肩甲下筋

今回は、ローテーターカフと呼ばれる肩のインナーマッスルである。はっきり言ってこのテーマはつらい。だって書く事がべつにないからページを埋めるのが大変だ。なに?文句があるならやめろって?・・・・うるさい。

このインナーマッスルに関しては色々言われているが、トレーニング自体はべつにたいしたアレでもない。いわゆるローテーターカフとは棘上筋、棘下筋、肩甲下筋を指すが、これらの筋肉は三角筋や広背筋の通常のトレーニングでも働いているので特別に鍛える必要もないとも言われている。むしろ鍛えるというよりはストレッチ的に暖めるという感じでベンチプレスなどの肩を酷使するトレーニング前に取り入れればよい(別にやらなくてもよい)。

棘下筋棘下筋のトレーニング

肩甲骨の裏側にあり、上腕骨を外旋させる働きをする。脇をしめ、肘の位置を固定して動かさない。

肩甲下筋肩甲下筋のトレーニング

肩甲骨の前面にあり、上腕骨を内旋させる働きをする。脇をしめ、肘の位置を固定して動かさない。

棘下筋棘下筋

三角筋のトレーニング同様肩甲骨を動かさない。手を内側にややひねって小指側を少し上に向けるのが三角筋を使わないコツである。

棘上筋、棘下筋、肩甲下筋のようなインナーマッスルは、大きな力を発揮したりするような速筋ではなく遅筋である。関節の安定性を保つために働く筋肉である。筋力やパワーを発揮するのはあくまで外側の大きい筋肉である。したがってトレーニングのコツは、軽いウエートでゆっくり動かすことである。重いウエートを使ったり、軽くても速く動かしてしまうと三角筋や大胸筋・広背筋などが働いてしまうからだ。上げ下げそれぞれ5秒以上かけ、筋肉を暖めてマッサージするような感覚で行う。

というわけで、今回はこれまでだ。なに?もう終わりかって? だから言ってるだろ。書く事ないから地獄なんだよ、ページを埋めるのが!なに?自分で決めたくせに文句言うなって?・・・・・・・・バーカ!!
以上、大沼きんでした!
大沼きん "小さいから優しくね!!"

次回は7月29日筋曜日「悪夢の上腕二頭筋」(予定)です。お楽しみに!

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第8回:インナーマッスル<棘上筋、棘下筋、肩甲下筋>
第7回:広背筋の謎・ベントオーバーローとラットプルダウン
第6回:三角筋の謎・ショルダープレスとサイドレイズ
第5回:なぜいっしょうけんめい腹筋をやっても腰痛がなおらないのか?その3
第4回:なぜいっしょうけんめい腹筋をやっても腰痛がなおらないのか?その2
第3回:なぜいっしょうけんめい腹筋をやっても腰痛がなおらないのか?その1
第2回:なぜベンチプレスや腕立て伏せで肩を痛めるのか?その2
第1回:なぜベンチプレスや腕立て伏せで肩を痛めるのか?

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